The only woman in the group -2-

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あくる日、私とナムオッパはレッスン時間より数時間早くに家を出た。


どれだけ無駄だと言われようとも、足掻きたいから。
どうしても8人で防弾少年団を名乗りたいから。


既に出社していると連絡をくれていたPD。
社長室へ2人で足を踏み入れると、そこには事務所の社員さん達の姿。

PDは真剣な顔で私たちを見つめていた。



NJ「おはようございます。
ジミニの事でお話があって」

『……そこに掛けなさい』



指示されたように椅子に腰掛けると、みんなの視線がズキリと刺さる。

言われなくともわかる。

この人達が8人の防弾少年団に反対してるって事くらい、嫌でも伝わってくる。



『何度言われても答えは変わらないよ。
明日の結果次第だ』


NJ「……僕達は、1度きりだと言われても7人でのパフォーマンスはしたくないです。
8人で防弾少年団なんです。
誰一人として欠かせない、みんなそれぞれ得意なことがあって、不得意なものがある。
お互いそれを補って、やっと防弾少年団なんです」



PDの言葉に反論するように伝えるナムジュ二オッパ。


流石リーダー。
と言うべきな意見を述べる。
これ以上の言葉はない。
ジミニオッパがどれだけ防弾少年団に必要か、分かってくれればいい。


2人、じっとPDの顔を見つめると、ため息をつくようにPDは言葉を漏らした。



『……何故Aを君たちと共に活動させることにしたと思う？』

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