The only woman in the group -2-

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まるで防弾少年団になると告げられた時のように、抗議を続けた。

初めは1人だった。
でもそれはどんどんとメンバーを巻き込み、ジミニオッパの除く全員が揃う。


PDの顔は心ここに在らずといった状況で、唖然としていた。



『……その覚悟が本気なら、1度チャンスをあげるとしよう』



そう言ってPDはナムジュニオッパに1枚の神を手渡した。

それを覗き込むと見えたのは私の母親と父親の名前。
そしてカンユンウの文字もあった。


その他にも沢山の名前が並んでいた。
恐らく、メンバー全員の家族の名前だろう。



JN「どういうことですか？」

『君達の家族に、君たちのエンターテインメントを見せてくれ。
ジミンを含めたパフォーマンス、ジミンがいないパフォーマンスをやってもらうよ」


意味が分からない。とみんなして固まる。

8人と7人。
たった一人と思うかもしれない。

けれど、私達にとってその1人はどれだけ言われても必要な1人。


1回でもピースの欠けた防弾少年団を誰かに見せるだなんて、そんなことあっていいわけがなかった。



『ジミンの家族は呼ばない。
1人でも君達7人の方が良いと声をあげれば、即決。
7人の防弾少年団としてデビューしてもらう。
決行日は明後日だ』

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