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それはデビューを目前に控えた日のこと。
いつものようにレッスンを行なっていた私達にマネオッパから告げられたのは、PDが集まれと言ってる。の言葉だった。
デビューの事でなにか変更があったのか。
そうみんなが思っていた。
悪いことじゃないって勝手に思っていた。
「ま……って下さい……え?」
NJ「どういう意味ですか……」
告げられたのはジミニオッパを防弾少年団としてデビューさせないというものだった。
みんながみんな困惑して、唖然とした。
なんで、どうして。
そんな疑問が尽きることなく頭をよぎる。
『ジミンが、防弾少年団としてやっていけるとは到底思えないという意見が多数出ていてね』
冷たく言い放つPDはそういう事だから。と私たちを部屋から追い出した。
扉の前、立ち尽くすのはメンバーだけでなく、マネオッパもだった。
ありえない、信じられない。
そう思って追い出されたばかりの部屋に入ると、微笑むはPDの姿。
「なんで、ジミニオッパがクビなんです?!
オッパは防弾少年団に必要な人間だって……!PDも分かってるんじゃないんですか?!
だからこそ、私に……私に彼らを導いてくれって言ったんじゃないんですか?!」
誰一人して入ってこようとはしない社長室。
私の怒鳴り声だけが響いた。
彼を信じて、今までプロデュース面を関わってきた。
彼を信じて、デビューまでどれだけ辛くてもみんなと一緒にいれるからとやってきた。
辛いレッスンも、浴びせられる批判にもずっと耐えてきた。
それなのに、その結果がこうなるなんて誰も思ってなかった。
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とあるA(プロフ) - るるさん» ただいま誤字脱字の修正中でして……明日にでも全体公開にさせて頂くつもりですので、暫くお待ちください。 (2019年8月22日 20時) (レス) id: fa0276d033 (このIDを非表示/違反報告)
るる - 第3章読みたいんですが、、パスワードがいりますよね、? (2019年8月22日 15時) (レス) id: d7b9673173 (このIDを非表示/違反報告)
ucky7(プロフ) - 絶対オチ無し! (2018年7月15日 23時) (レス) id: 9740a3e687 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - テテオチでお願いします! (2018年7月12日 7時) (レス) id: ed863df02b (このIDを非表示/違反報告)
マーマレード - オチありで!テテがいいです!! (2018年7月8日 22時) (レス) id: 54732c344b (このIDを非表示/違反報告)
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