The only woman in the group -3-

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時間が流れるのが遅いのか早いのか。

曜日感覚まで狂ってしまいそうになるくらい、ここの所この部屋に篭もりきっている。


きっと以前の私ならすぐに投げ出していた。
断れない性格ではあるし、何でもやり通したいとは思うものの、飽き性な私。

それなのに、こうも頑張れるのはきっとみんなのお陰であって、そう考えるとメンバーの力は凄い。
そこに加えられるのはまだ訪れたことの無い日本への期待。
あの頃から急激に増えた私も応援してくれるアーミーのお陰。



JK「ヌナー！！！
今日は俺だよー！！！」



バンッ！！も扉を開けて入ってきたのは唯一の弟。
ヘッドホンを付けていても通る彼の声。



「元気だね。
初めてあった時とは比べ物になんないくらい」

JK「あの頃は俺も若かったんです！」

「いやまだ1年とちょっと前の話だよ？」



当たり前のようにバックハグをしてくる彼にそう笑うと、ヌナはさ……と言葉を発した。



JK「この1年で綺麗になったね」

「………そんなお世辞誰から教わったの？
ナムオッパ？ホソギオッパ？それともジミニオッパだったり……」

JK「お世辞じゃないし、教わってないです。
本当に思ってるんですよ、ヌナは元々美人だけど、もっとキレイになりました。
なんか……強くなった感じ？」



曖昧な彼の褒め言葉。

ただひたすらにその言葉が嬉しくて。
なんだか照れ臭かった。

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