20 ページ20
「お腹に食べ物ある感じする……」
TH「ちょっとだけ食べられたからね。
良かった良かった」
ニヒっと口を四角にして笑うテテオッパ。
相変わらず2人で寝るベッドは少し狭い。
「少しくらい……認めてもらえたかなぁ」
JN「当たり前でしょ、僕らの可愛い妹なんだよ?!
認めざるを得ないから!!!」
TH「ジニヒョン、声デカい」
隣のベッドで寝るジニオッパにテテオッパが注意するも、うるさいなぁ……とジミニオッパが起きてしまった。
のそのそと私たちの上から降りてきて、テテオッパのお腹あたりに座ると私を見てにっこり微笑んだ。
JM「頑張りが認められるって嬉しいよね」
あぁ、彼だからこそ心の底からそう思えるのかもしれない。
何度もデビューの話が出て、それがずっとお釈迦になってきた。
やっとデビューが出来た彼だからこそ、その言葉は凄く重たくて、ドシンってなんだか胸が重たくなった。
JN「まだまだ頑張んないとね」
TH「ホントそれ〜。
俺はね、夢あんの。
日本でデビューしたい、俺日本好きだから」
初めて聞いた。
テテオッパが日本好きだなんて。
「日本語教えましょうか???
発音は難しいから私も上手くはないけど、ある程度ならユンウから叩き込まれたし、分かりますよ」
ユンウから叩き込まれたのを思い出して、少し苦笑い。
あの頃、なんで日本語なんて学ばなきゃいけないんだって思ってた。
デビューは勿論したかったけれど、モチベーションがとにかく低かった私は韓国でのんびりやれればいいなんて思ってたから。
それが今となれば彼らと世界へ。なんて夢を語るまでになったのだから、人間不思議なもの。
JM「……ホンット、Aって何が弱点なの、何が出来ないの……
ジョングガも同じレベルじゃん」
「グガは化け物レベルです。
私は……割と出来ないことありますよ。
1人で寝れないし、ほら、料理だって作れなかったですし」
TH「だから俺が隣で寝てあげてるんだよーって」
JN「料理は俺のレベル軽々越えてきたでしょ?!
何この間のやつ!レストランとかで出てくるやつだったよ?!」
「そんなオシャレなやつ作ったつもりは全くないし、軽く泣き顔しながら叫ぶのやめてもらっていいですか」
513人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
とあるA(プロフ) - こりょぬさん» お返事遅くなりすみません。こりょぬ様も大丈夫でしたか??過ぎた事とはいえいまだ何とも言えない心情です^^; (2018年12月8日 12時) (レス) id: 8f1afc37bf (このIDを非表示/違反報告)
こりょぬ(プロフ) - 大丈夫ですか?と言っても私も今回の件で精神的にやられて占ツクから離れていましたが、汗。少し事が大きくなりすぎましたね。少しじゃなかったですw。自分のペースでいいので更新してくださったら有難いです!!不快に思われたらすみません (2018年11月12日 23時) (レス) id: 836371a2ee (このIDを非表示/違反報告)
とあるA(プロフ) - まゆさん» コメントありがとうございます。私独自の世界観ではありますが、これからも応援していただければと思います。 (2018年7月28日 10時) (レス) id: 8f1afc37bf (このIDを非表示/違反報告)
とあるA(プロフ) - リオンさん» コメントありがとうございます。面白いというのが最高の褒め言葉です。これからも宜しくお願いします。 (2018年7月28日 10時) (レス) id: 8f1afc37bf (このIDを非表示/違反報告)
とあるA(プロフ) - 水姫さん» コメントありがとうございます。これからも宜しくお願いします。 (2018年7月28日 10時) (レス) id: 8f1afc37bf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ