🦴 ページ11
哀「ねー散歩行こうよ！えー…なんで？“忙しい”ねぇ…｡もう！みんなして忙しい忙しい｡1人じゃつまらないのに…」
｢どうしたの?!そんなに酷い怪我をして｡急いで手当するね｡……誰にやられたの？人間？…動物か｡人間だったらやり返そうと思ったけど､動物だったらやり返せないや｡今度もしその子に会ったら､ここに来るように伝えて｡ぼくが躾ておくから！大丈夫､ぼくは動物を傷つけるようなことはしないさ｡君も分かっているだろ？あれ､もう行っちゃうの？まだ治ってないのに｡…そっか｡早く良くなってね｡そしたらまたぼくと一緒に遊ぼう！またね､ぼくの可愛いお友達｣
驚「うあああ?!!うるさいな!!だれだっ！○○か…｡いきなり大きい声を出されるとビクってするでしょ!!ビクって!!ぼくは普通の人よりも耳がいいんだからね！」
｢っ!!驚いたなぁ､君にそんなセンスがあったなんて…！前までは有り得ないほど酷かったのに｡だが､改善点はまだまだいっぱいあるな｡例えばこの部分とか､紫じゃなくて赤を使った方が全体的に綺麗に見える｡あと袖もぼくならスリットスリーブにした｡でも､君にしてはいい出来じゃないか！見て欲しいものがあると言うから何かと思ったが､まさかこれとは｡本当に驚いたよ！成長したな○○｡さすがだ｣
自己紹介
「可愛い動物達は“ワンッ”ダフル｡この寮に入ったからには大事にしましょうね…｡そして､ぼくの名前はペロシア･ヒップ｡このワンダーシアン寮の寮長だ｡もし動物を傷つけるような行為があったら…分かってるよな？まあ､大事にできない人がこの寮に入れることなんてないと思うけどね！それから､この寮でもう1つ大事なのがファッションだ｡なんてったってぼくは､オシャレなお洋服が大好きだからな！制服でも寮服でも見た目でもなんでもいい｡少しの工夫でもして自分のセンスを皆さんに､それからこのぼくに見せびらかしてみなさい｡そしてそこの君､そうだお前だ｡なんだいそのだらしない格好は｡別に着崩してもいいが､それはだらしなすぎる｡ぼくが君好みの綺麗でかっこいい着崩しを教えてやろう｡それじゃあ皆､これからよろしくね！」
その他
「“ワンッ！ワンワンッ！ワンワンワンワン！ワウン？”…あぁ､ごめんね｡さっきまでお昼寝してたから…｡大丈夫｡起きた｡起きたはず…」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：抹茶 | 作成日時：2022年11月8日 18時
