第四十七話 ページ49
するとステイルはその直後炎剣をAの近くで爆発させた。しかしAも能力を発動させてなんとか爆風を避ける事に成功する。
ステイル「今の攻撃を避けたか・・・なるほどそれなりの能力を君も持っているようだね。しかしその能力で何処まで僕と渡り合えるかな。今見た所君はワープする能力みたいだが。」
貴方「違うな!クソ神父!俺の能力はワープなんかじゃない!自分自身の移動速度を高める能力だ!じゃあこんどはこっちから攻撃させてもらうぜ!」フン!
ステイル「わざわざ自分の能力を僕に説明してくれるなんて随分と優しい性格の持ち主のようだね。君は。それとも余裕って奴かい?まあいずれにしても相手の能力がわかればこっちのものだ!」
するといきなりステイルは何のつもりか知らないがAの方に歩いてきた。何故そんな事をするかわからないAだったがとりあえずステイルの背後に周り後ろから攻撃を仕掛ける。
貴方「なんのつもりか知らねぇがわざわざ俺に近づいてくれるなんてありがたいぜ!喰らいやがれ!クソ神父が!」
そう言ってステイルにパンチを喰らわせようとするAだったが突如ステイルの体が歪みだしAのパンチをステイルの体がすり抜けてしまう。この時Aは嵌められたと思ったが、気付いた時にはもう遅い。Aの体の近くでステイルの持っている炎剣がすごい勢いで爆発した。
貴方「がぁぁぁぁ!!」
その攻撃を受けたAはなんとか必死に受け身を取りながらどうにか体勢を整える。するとステイルは勝ち誇ったように煙草に火を付けていた。
ステイル「今の攻撃を受けてもまだ君は気絶しないなんて驚いたよ。どうやら君は上条当麻なみの耐久力があるみたいだね。しかし君は僕にとってそこまで脅威的な人物ではない事が今のでわかったよ。単に自分自身のスピードをあげる意外には他のどこでもいるような学生と変わらない。ただ素手で殴りあうような戦い方だからね。まああの上条当麻みたいに異能の力を打ち消すっていうならまた話しが変わってくるがね。」
その言葉を聞いてAはいきなり笑い始めてステイルにこう言う。まだ自分に策があるような話し方で。
貴方「そうか・・・ならそこまで言うならテメェに面白いモン見せてやるよ!さあ俺に力を貸しやがれ!!四神の一人青龍の野郎!!」
するとAのいた地面から突如青い魔法陣が浮き出てきた。その光景を見たステイルの表情は一瞬で驚きに変わる。
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作者名:BF | 作成日時:2014年2月22日 16時