第四話 ページ5
オティヌス「だからぁ！私をお前の家に入れてくれるなら魔術を教えてあげるといったんだ！ちゃんと聞いとけ！この下等生物が！」
最後に暴言らしきものが聞こえてきたがAは無視して少し考えこんだ。確かに魔術というものはまったく得体のしれないものだが、その力を手に入れれば自分は今よりもっと強くなれるのではないか？そうAは思った。ならこんな少女を自分の家で匿うことなど簡単な事だ。と思ったAは早速オティヌスの話に乗ることにした。
貴方「わかった。その条件だったら、お前を俺の家の中に入れて世話してやる。そのかわり少しでも俺に迷惑を掛けたら外に追い出すからな！いいな！」
オティヌス「ほう！随分物分かりがいいではないか人間！なら早速私を家の中に入れろ！私はとても疲れているのだからな！」
貴方「(このガキはいちいち生意気な言葉遣いをしてくるな！本当に頭にくるぜ！)」
Aの家の中
オティヌス「なかなか綺麗な部屋だな。これなら私もゆっくり休めそうだな。」
貴方「そりゃあどうも！それより早速魔術の事について教えやがれ！その為にテメェを俺の家にいれたんだがらな！早く教えねぇとすぐさま外にお前を放り投げるぞ！」
オティヌス「なんだ。結構せっかちなんだな。お前。わかったからまずは私に茶をだぜ。日本ではお客様に茶を出すのが礼儀なんだろう？まずは茶だ。その後にお前に魔術の事について話してやる。それまで私はこのソファでくつろいでいるからな。ほら！さっさと茶を入れろ！人間！」
貴方「(このガキィ！生意気な態度をとりやがって！後で覚えてやがれぇ！)」ピキピキ！
２分後
オティヌス「これが日本の緑茶と言うものか。なかなか上手いな。体の内からまるでポカポカと温まってくるみたいだ。」ズズ
貴方「ならさっさと魔術の事について話しやがれ！いい加減に待ちくたびれたぞ！」
オティヌス「お前はさっきからその事ばかり言っているな。いい加減に私も聞き飽きたぞ。どうだ？このお茶菓子でも私と一緒に食べないか。おいしいぞ。」
貴方「ふざけんな！俺がお前を家に入れたのはテメェが魔術のことについて話すといったからだぞ！それなのにいつまでも話をダラダラと引き延ばしやがって！いい加減に話さないならテメェを俺の家から追い出すぞ！」
オティヌス「わかった。わかった。なら貴様に魔術の事について話してやる。だから貴様もしっかり私の話を聞いているんだぞ。いいな。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 15人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：BF | 作成日時：2014年2月22日 16時
