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第三十五話 ページ36

貴方「おい!クソモヤシ!ドリンク持ってきたぞ!扉開けやがれ!」

一方「ダリィー。お前が自分で開けろ。アルミ髪。」

貴方「あの野郎ー!」ピキピキ!

結標「火群君!大丈夫よ!私が助けてあげるから心配しないで!」シュン!シュン!

貴方「な!いきなり俺の体が室内の中に!お前まさかテレポート系の能力者だったのか!?結標!?」

結標「ええそうよ!私はレベル4の空間系移動能力者だわ!どう!びっくりした!火群君!?」

貴方「ああ。マジでビックリしたぜ。でも本当にテレポート系の能力は便利だよな。移動や物を何処かに飛ばす時に使えるしな。」

結標「褒めてくれて嬉しいわ!なら今度からなにか取って欲しい物があったら私に言ってね!なんでも取ってあげるから!」

貴方「ああ。ありがとな。結標。」

その様子を見ていたオティヌスはまたム!としてしまうがすぐに話題を切り替えて自分も話しに混ざろうとする。

オティヌス「それよりA!これからミサワが歌うみたいだから少し静かにしておけ!お前らが喋っているとミサワの歌が聞こえないからな!」

貴方「ああ。すまねぇな。オティヌス。悪かったよ。」

番外「じゃあ今からミサカが元気よく歌うからみんなちゃんと聞いていてね!ちなみにAには言ってなかったけど、一応点数が低い人には罰ゲームがあるから真剣に臨んでね!じゃあいくよ!ミサカが歌うonly my railgunみんなしっかりと聞いていてね!」

するといきなりスピーカーから大音量が流れてきてオティヌスはビックリしたみたいだが、Aを含めて他の四人は大して気にしていなかった。そして番外個体が体でリズムを取りながら歌いだした。

番外「放て!心に刻んだ夢を未来さえ置き去りにして!」

一方「ほう。なかなか上手いじゃあねェか。番外個体の奴。これは結構高得点狙えるンじゃあねェか?」

土御門「確かに上手いにゃあ!ちゃんとビブラートも取ってるし、これなら普通に85点以上は確実だと思うぜよ!」

確かに番外個体は素人のAから見ても上手いと思った。声も良く響いているし、なによりまず音程がハズれてない。この調子で歌い続ければ確かに高得点は狙えるだろ。と思っていた所で番外個体の歌が終わった。

番外「ふー!疲れた!やっぱり久しぶりに歌うと疲れるね!それよりどうだった?ミサカの歌?上手かった?」

オティヌス「ああ普通に上手かったぞ!ミサワ!私はあまりの上手さに感動してしまったぞ!」

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作者名:BF | 作成日時:2014年2月22日 16時

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