第九話 ページ10
江ノ島「ハァ...全く松田君も鋭いな...うん...そうだよ...私がここに来たのは松田君にある事を言う為にここに来たの...そうある事を言う為に」
松田「やっぱりな。で？お前は今度はその合宿で一体何をするつもりなんだよ？まあお前の事だからどうせろくでもな」
江ノ島「今回の合宿で私のクラスの誰か一人の生徒が必ず犠牲になる。しかもそれは誰かに殺されるって奴で」
松田「な...！？」
ガシャーン！！
江ノ島「まあ無理もないよね。いきなりそんな事を言われて。まあでもこれも仕方ないんだよね。私がなんか知らないけど予測しちゃったからさ」
松田「おい！ちょっと待て！盾子！それは一体お前のクラスの誰が殺されるんだ！？もしかしてお前」
江ノ島「あ。松田君。さっき落としたコーヒーカップちゃんと片づけておいた方がいいよ。危ないから」
松田「そんな事はどうでもいい！一体誰が殺されるんだ！？答えろ...答えろよ！盾子！」ガシ！
江ノ島「それは私にもわからないよ。松田君」
松田「え...？」
江ノ島「だってこの予測ってあの合宿が決まった一日後に建ててみた奴だからさ。まだ十分な予測はたっていないわけよ。あまりにも色々なデータが多すぎて」
江ノ島「でも誰かがこの合宿で殺されるの絶対。これだけは確実に言えるよ。松田君。だからもしそれが私だったらもう松田君に会えないと思ったから今日ここに来たの。この私は」
松田「...」
江ノ島「変な事を言っちゃったね。松田君。じゃあ私はこれで寝るから松田君も研究するのは程々にね」
ギィー。ガタン
松田「一体...一体誰が盾子のクラスの中で殺人を犯すのかと言うんだ...それにもし盾子が被害者や殺人者になったら俺は...」
こうして長い夜が明けてそして翌日
希望ヶ峰学園校門前
学園長「ではそろそろ出発するぞ！皆！」
ワァワァ！
小泉「じゃあ千尋ちゃん！これ！このカメラで撮った写真はこの合宿が終わったらすぐに現像したあげるからね！だから沢山皆の笑顔の写真を撮ってきてね！」
不二咲「えへへ！ありがとう小泉先輩！それより小泉先輩は日向先輩とはどこまで進んだの！もしかしてもうキスとか」
小泉「そ！そんな事してないわよ！千尋ちゃん！っていうか日向の事なんて私全然好きじゃないんだから！そ！そんな事言わないでよね！」
不二咲「えへへ！ごめんなさい！小泉先輩！」ニコ！
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作者名：BF | 作成日時：2015年2月18日 19時
