第六話 ページ7
朝比奈「こら！あんたはなんて事を言うんだよ！葉隠！さくらちゃんだって女の子なんだからそんな事を言われたら傷つくでしょ！」
大神「いやいいのだ。朝比奈よ。我はこのがたいからよく他人に色々と恐れられる事があるからな。だから葉隠がそんな事を言っても仕方なかろう」
朝比奈「さくらちゃん...」
葉隠「いや！何もそこまで深刻に考えなくてもいいじゃあねぇーか！二人とも！」
十神「ふん！葉隠よ！言葉と言うものは一度出てしまえば戻ってくる事二度とないもの、だから例えお前が言った事がお前にとってはどうでもいい事かもしれないとしても他人にとってはそれが傷つくかもしれない時だってあるんだ！だから」
十神「これから誰か相手と話す時は、その言葉を自分の頭の中で少し考えてから話す事だな！葉隠！」
葉隠「うう...わかったべ...これからは俺もなるべく考えるようにするべ...自分が言う言葉を」
腐川「さすが！白夜様！素敵です！」
十神「うるさいぞ！腐川！俺はただ単にそこにいる虫けら共がいつまでも争ったりするのを見たくなかっただけだ！何故ならさっきのいざこざで余計に俺の気分は優れていないからな！それにこれ以上そういう光景を見るとこの俺も吐き気をもようす事になる！だから止めたんだよ！こいつらを！それよりあの馬鹿学園長は一体いつになったら帰ってくるのだ！いくら何でもこれは遅すぎるぞ！」
不二咲「確かにこれはちょっと遅すぎるよね...もしかして学園長の身に何かあっ」
ガラー！
仁「やぁ！皆遅くなってすまなかったな！この霧切仁！今君達の所に華麗に舞い戻ってきたぞ！」わっはっは！
大和田「くそ！このおっさんはこっちが心配している時に何食わぬ顔で入ってきやがって！もしこれが学校じゃなかったら俺はこのおっさんを殴ってるぞ！この馬鹿学園長をな！」
山田「まあ無事に学園長が戻ってきて何よりなんですが、それより学園長。結局スキーの申請の話はどうなったのですか？やっぱりあんなものはおしゃかに」
仁「何を言っているのだね！山田君！スキーならこの通り理事長から申請の許可を貰えたよ！」バーン！
山田「な！なんですとー！」デブデブ！
大和田「マ...マジかよ」
仁「それに私が今までここに来るのが遅かったのは、このスキーの合宿のしおりを皆の分作っていたり、業者とかに手続きをしていたからなんだよ！でももう大丈夫だぞ！皆！だって二日後にはすぐに皆で楽しいスキーに出かける事が出来るんだからな！」
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作者名：BF | 作成日時：2015年2月18日 19時
