第二十四話 ページ25
桑田「えーと...そりゃあ苗木があそこからの方がよく見えるって言ってたから」
霧切「本当に？」
桑田「本当だよ！霧切！あそこは元々苗木が見つけた場所で俺達は全くあんな場所があるなんて知らなかったんだ！だから今回悪いのは全て苗木なんだ！これで決まりだ！」グ！
霧切「へー。そう。じゃあ苗木君は今回の主犯ではないわね。絶対に」
桑田「ふざけんな！何でそうなんだよ！？」
霧切「それはだって...」
霧切「私が今日一日中苗木君と一緒にいたからよ。だから苗木君がそんな場所を見つけたら私もちゃんと覚えているってわけ。それに後であそこを調べてみたけど、あの場所は女湯から調度死角になっていて私達からはその場所が見えないのよ。そう例えその場所に苗木君達がいようとね」
霧切「それにそんなずるがしこい事を考える事なんて、苗木君をよく知る私達ならできそうもない事は承知のうえだしね。それともう一つ、このカメラを見てちょうだい。皆」
舞園「あー！これは」
江ノ島「私や舞園さんの裸の写真ですね...誰だか知りませんが私の裸の写真を撮られてしまうなんて絶望的です...本当」
霧切「これは私がこの四人の中のうちの一人から没収したもの。そしてこれを持っていたのは」
霧切「貴方だったわね。葉隠君」
朝比奈「葉隠！あんた本当に最低！女子の裸の写真を撮るなんて人間のクズだよ！本当！」
戦刃「このウニは後で確実に殺す...確実に」ゴゴゴ
葉隠「ち！違うんだって！これは苗木っちから預かって」
霧切「でもこのカメラの中にあった写真のほとんどが舞園さんや江ノ島さんだったのよ。だからそこから考えればきっと犯人は後でこの写真をファンに売りつけるつもりだったのね。アイドルの写真やギャルの写真は高く売れるしね」
セレス「それに苗木君だったらそんな事をするような人ではない事をここにいる女子はほとんどわかっていますしね。じゃあ苗木君！こんなどうでもいい事件も終わりましたのでわたくしと一緒にお風呂でも」
苗木「そ！そんな事出来ないよ！セレスさん」
舞園「そうですよ！そんな事はこの私が許しません！それじゃあ後の事は大神さんに任せましょう！では桑田君ごきげんよう」
桑田「ち！ちょっと舞園ちゃん」
大神「ではお主ら覚悟は出来てるな...」ゴゴゴ
戦刃「後今回ばかりは私も徹底的にやらしてもらうよ...特に苗木君に罪を着させようとした桑田君は２倍...そしてそこのウニは盾子ちゃんの裸を撮ったから１０倍ね」
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作者名：BF | 作成日時：2015年2月18日 19時
