第二十話 ページ21
苗木「じゃあペアーも決まったしそろそろ各々でスキーをやろうかな。じゃあセレスさん霧切さん舞園さん」
舞園「はい！行きましょう！苗木君！」
霧切「さってと。じゃあセレスさん。行きましょうか。向こうにね」
セレス「はぁ...わかりましたわ」
こうして皆はそれぞれ散らばっていった。
腐川「...」
十神「...」
腐川「あの！白夜様！」
十神「俺と一緒に滑りたいのか。いいぞ。腐川」
腐川「え！？や...やぁ」
十神「ただし、この俺の滑りはそんじょうそこらの滑りじゃないからな。だからお前が俺についてこれなかったとしてもその時俺は貴様の事を躊躇せずにおいていく。それだけは覚悟しておけ」
腐川「...」
そしてこの二人から再びカメラは苗木達へ
ゲレンデ
苗木「じゃあ早速スキーの練習をやっていこうか。セレスさん。じゃあまずスキーを滑る時の基本姿勢はなるべく足裏の土踏まず寄り全体に体重を載せる感じで、斜面と身体が垂直になるように滑る事なんだ。そして足を曲げたり、伸ばしたり出来るようになるべく腰は落とす。これさえしっかり出来いれば初心者コースぐらいなら滑れると思うよ。でもいきなりだとセレスさんも怖いと思うから、まずは霧切さんと舞園さんが実際に滑ってる所をセレスさんに見せるよ。じゃあ霧切さん！舞園さん！」
舞園「はい！わかりました！」
霧切「じゃあ行きましょうか。舞園さん」
ザザザー！
セレス「凄いですね。あんな勢いで雪山から滑るのですか。わたくしもあんな風に滑れるようになるんでしょうか」
苗木「うん！セレスさんだってすぐに滑れるようになるよ！ちゃんと練習すれば！それに僕はセレスさんが滑れるようになるまで、ずっと側にいるからだから心配しないで！セレスさん」
セレス「苗木君...」
ザーザー！
霧切「ふぅ...やっぱり初心者コースだと少し物足りないわね...まあでも私の滑りが誰かの手本になるならそれはそれで嬉しいわ」
舞園「苗木君！どうでしたか！私の滑りは！？」
苗木「うん！二人とも凄い綺麗な滑りだったよ！」
舞園「えへへ！苗木君にそう言ってもらえると私もすっごく嬉ピーです！」
セレス「おい。少しソニア先輩の口癖が入っているぞ。枕。それより霧切さん。質問何ですか止まる時はどうすればいいのでしょうか？やっぱりこの手に持っているストックを使うのですか？」
霧切「いえ、それは移動する時に使うものよ。むしろそれは滑る時には全くと言っていいほど使わないわ」
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作者名：BF | 作成日時：2015年2月18日 19時
