Story 2. ページ3
*
別れ際に告げられた言葉が脳内をループして
余り眠れなかった。
眠い目を擦りながら鏡の前に行くと首元に光る
駿佑とお揃いのネックレス。
もう外さなきゃかな……
そんな悩みを頭に浮かべた頃、届いたLINE。
Shun.おはよー!遅刻すんなよー!
Aはーい!
分かってるわ、あほ……
あの言葉の意味と、いつもより優しかった
あの手のぬくもりの意味を考えてたら朝になってた
そんな私をよそにいつもと変わらぬ朝のやり取り。
デートの次の日の朝は遅刻しがちな私を心配して
こうやって連絡を入れてくれるマメなところも
好きで……
ねぇ、しゅん、昨日のあれは何？
そんな疑問を振り切るように朝の身支度を済ませ
学校へと向かう。あのネックレスは外して。
大吾｢A！おはよ！｣
｢あ、だいちゅん！おはよー！｣
彼は西畑大吾くん。学級委員をしていてかなりの
しっかり者。
そして私のお兄ちゃん的存在。同級生なのにね。
にこにこと太陽みたいな笑顔を私に向ける。
大吾くんの視線は確かに私の首元を捉えていた。
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みちな - 話がとても良くてガチ泣きしました(´；ω；｀) (2021年12月5日 2時) (
レス) @page41 id: 228593dfcc (このIDを非表示/違反報告)
*** - お話､読ませていただいています！ 続きがとっても気になります！ 体調に気をつけて更新頑張ってください♪ (2020年9月14日 17時) (レス) id: ccffd8a26d (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - お話の流れも会話もとても上手くて一気に引き込まれました！続きがとても気になります。無理のないペースで構いませんので更新楽しみにしてます！ (2020年9月12日 10時) (レス) id: 5534ff297a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅恋 | 作成日時：2020年9月10日 9時
