Story 16. ページ17
*
恭平が答えを私に言わせようとしないこともあり
よく分からない関係が続いていた。
今もタピオカ片手に恭平と並んで放課後デート。
まだ駿佑が好き。
そう伝えるべきなんだろうけど……
｢やっぱり私さ……｣
恭平｢ええって、言わんで。｣
｢え？｣
恭平｢AがちゃんとYesを出すまで待っとく｣
恭平は私の気持ちを既に分かっているかのように
Noという答えを言わせてはくれない。
恭平｢A、あそこの店好きやろ｣
恭平が指さす先には駿佑の好きなドローンのお店
があった。
｢よく分かってるじゃん｣
恭平｢みっちーの行きつけ｣
そうだ、とてもじゃないけど買える代物では無い
ドローンを、こうして展示品ときて販売してる
お店に来るのが私たちのデートの定番だった。
流石幼馴染、駿佑の好みも分かってるんだな。
駿佑｢あ……｣
恭平｢うっす。｣
展示品に夢中の私を置いて、外に出ようとした
恭平の前に、駿佑がいた。
恭平｢A！次、ペアアクセ買いに行こうや｣
｢ちょ、恭平待って！｣
さっさと出て行ってしまった恭平を追うように
駿佑と言葉を交わすことなく店を出た。
今の私たちは駿佑の目には恋人として見えてるのかな
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みちな - 話がとても良くてガチ泣きしました(´；ω；｀) (2021年12月5日 2時) (
レス) @page41 id: 228593dfcc (このIDを非表示/違反報告)
*** - お話､読ませていただいています！ 続きがとっても気になります！ 体調に気をつけて更新頑張ってください♪ (2020年9月14日 17時) (レス) id: ccffd8a26d (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - お話の流れも会話もとても上手くて一気に引き込まれました！続きがとても気になります。無理のないペースで構いませんので更新楽しみにしてます！ (2020年9月12日 10時) (レス) id: 5534ff297a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅恋 | 作成日時：2020年9月10日 9時
