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Cassis Soda - Genki.I ページ4
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人生で、初めてだった
「あちらのお客様からです」
そう言って差し出されたのは、少し濃いピンク色のなかで泡が弾けるカクテル
「これは…？」
「カシスソーダでございます」
私、炭酸苦手なのに。
1人で飲んでいる女が、カウンター3つ隣の男の人からカクテルをプレゼントされる。漫画か、と思いながら、「あちらのお客様」とやらを右目だけで見る。
ピアスがキラリと光る、横顔が綺麗な人だ。
目が合って会釈すると、「あちらのお客様」は会釈もせずにいきなり隣に座ってきた
「…えっと」
「どうも、岩橋です♪」
だめだ。この人も、カシスソーダも苦手だ。
「岩橋、さん」
「君は？名前」
「田中です」
「名字じゃなくて名前聞いてんの！」
「はあ…Aです」
「Aちゃん、なんで飲んでくんないの」
彼が、少し濡れたグラスに指を滑らせると、歪な線が描けた。
「私、炭酸苦手で」
「えーっ！受け取ってもらえる気満々だったのに！」
「ごめんなさい、気持ちだけ受け取っておきます」
「よし、それなら満足♪」
台風のような彼についていけない私は、まるで台風の目だ
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ひかる - カクテルとかオトナやしオシャレやね、最終的に廉くんが一番美味しいとこ持ってった感が凄いけど笑 お話は紫耀くんのやつが一番好きかなぁ…面白かったです。 (2018年10月14日 9時) (携帯から) (
レス) id: 075c6f1d28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん
| 作成日時：2018年5月21日 21時
