今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:97,405 hit
小|中|大
33 ページ8
*
「俺はとりあえずビールかな、紫耀は?」
「ん、俺も」
「由奈ちゃんとAちゃんは?どうする?」
「あ、私ジンジャーエールで」
「じゃあ、私も」
慣れた様子で注文する岸さん
と、それを微笑みながら見る由奈
「じゃ、乾杯しよっか!」
4つのグラスが、軽やかな音を立てる
それからは、大学の授業とかバイトとか
まあ、ありふれた話をして
岸さんの顔が少し赤くなり始めた頃。
「悪いんだけどさ!聞きたかったことあって!
廉とAちゃんって付き合ってるの?」
身を乗り出して目をキラキラさせる岸さんは、正直少しかわいい
「はい、最近付き合い始めました」
「うわーやっぱりか……
うちの代で噂になってたんだよね、仲よかったからさ」
「ふふ、お騒がせしたみたいでごめんなさい」
岸さんの隣で、平野先輩がグラス3分の1くらいのビールを流し込んだ
*
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
349人がお気に入り
349人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あゆまら | 作成日時:2018年5月27日 19時