一話 黒髪の青年 ページ1
神崎 アオイside
──すまない。誰かいるだろうか?
アオイ「何か御用でしょう...か」
暑い夏の日
顔を出すと 涼しくて心地いい風を感じると共に風鈴の鳴る音が聞こえた。
戸口に立っていたのは、軍服じみた隊服を着た黒髪の青年だった
軍帽のせいで瞳は見えないが、汗を伝う白い頬が何とも魅惑的だった。
??『部下が怪我をした。意識がない。』
背中に背負われているのは、見覚えのある銀杏の髪の少年だった。
??『彼を頼めるだろうか。』
アオイ「はい、勿論です。」
病室まで運んで貰うと、彼は次の任務があると言って 戸口へ速足でいってしまった。
戸口の扉が開き、風鈴の鳴る音がする
アオイ「あの!お名前は!」
??『..獅子王 A。...君は?』
アオイ「神崎アオイです!」
A『...部下を頼んだ。』
軍帽から覗かれた群青の瞳に、頬が染まった。
アオイ「...了解、しました。」
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シルバーウルフ - 凄く面白いです!!!!(^o^)v(*^^*)(^ω^)更新楽しみにしてます。 (2020年12月29日 13時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:メロンソーダの泡 | 作成日時:2020年12月29日 2時