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傷つけたまま ページ8
Aside
「ごめんなさい。じゃあ、また。」と言って、二人の糸がぷつんと切れた。
阿部さんなら、私の閉した心を開けてくれる人だっていうことは自分が一番分かっていた。
耳が聞こえていたら、絶対にずっと一緒にいたと思う。
それでも、迷惑をかけたくないという私のわがままで、阿部さんを傷つけて、傷つけて、傷つけて。
本当は、すごく待ちたかった。
すごく、抱きしめてほしかった。
大好きでたまらなかったのに。
バカな私はそれすらも考えずに蹴飛ばして。
仕事すらも最近は手につかない。
今までのキラキラした生活が、一気に闇の中に消えていった。
彼といたら全てが輝いていて、彼のかすかな音が聞こえていた。
なのに今は全く何も聞こえなくて。全てが真っ暗で、見えなくなった。
あれから一日経っただけで、心臓がはち切れそう。
いつもみたいに、アンティークで会いたい。
笑っていたいよ。
阿部さん。
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ぴの(プロフ) - 更新ありがとうございますm(__)m めちゃくちゃまってました(*^^*) (3月2日 8時) (
レス) @page6 id: a8ffbe2352 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もの子 | 作成日時：2024年1月29日 19時
