ごめんなさい ページ2
はぁ、はぁ、
ごめんなさい
ごめんなさい
また脱走してごめんなさい
でもどうしても外に出たいの
どれだけ走ったかな？本部って同じような道しかないから分からない
もう外に着くかな？
速く、もっと速く
？「何してるA」
やばっ風間さんだ
貴「べ、別に何も今日は部屋の外に出て良いって許可が降りたから」
風「じゃあなぜ走っているんだ？」
貴「それは、？「風間さん！Aを捕まえてくれ！！」っっ！」
太刀川さん！
風「また逃げ出したのか...」
ごめんなさい
私は急いで走り出す
だがすぐに風間さんに腕を掴まれてしまった
貴「は、離してッ！」
必死に抵抗をする
あっ、良いこと思い付いた
私は今トリオン体
アステロイドを使って掴まれている腕を攻撃した
ボトッ
と自分腕を切り離した
風「なにっ！」
再び私は走り出した
私を捕まえるにはトリオン体を壊し生身にして抵抗をやめさせる
でも私はトリオンが多いからそう簡単には壊れない
太刀川さんと風間さんは私に攻撃を仕掛けてくるが
もちろん私は走りながらフルガードしている
貴「あっ！出口だ！」
私はやっとの思いで本部の出入口についた
運が良いことに誰もいない
ウィーン
出入口が開き私は外に出る
今も太刀川さんと風間さんは追ってきている
貴「はぁ、はぁ」
止まることなく私も走る
久しぶりの外の空気や風景なんて見ていられなかった
風「待て！A！」
いや！帰りたくない
窓もないあの部屋なんかに
貴「はぁ、はぁ、こ、来ないでよ！」
太「分かったから、攻撃しないからまず止まれ」
やだ、止まったら連れてかれるのかもしれない
でも皆はイイ人大好きだけど大嫌いな人
貴「と、止まるからそれ以上近づいてこないで！」
私と風間さん達の距離は十メートルほど
太「分かった」
貴「私は帰りたくない、やっと外に出れたんだから、あんな部屋には行きたくない家に帰りたいよ」
風「お前はトリオンが多すぎるんだ、本部に守られてるんだ」
優しい口調で言ってくる風間さん
貴「じゃあトリオンなんていらない、外に出れないようなトリオンなんか！」
太「.............」
私が言うと二人ともごめんと言うような顔をしている
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みーなし | 作成日時：2018年3月31日 18時
