ハロウィン＿＿Mintosu ページ7
これはピュアだし平和、あとかっこ悪いかも
your side
今日はハロウィン。
人混みが得意でなく、イベントではしゃぐタチでもない私は今年も変わらず家でまったりするつもりだ。
ただ少し違うのは、ミンちゃんという彼氏が出来たこと。
…まあ、ミンちゃんもそんなに今日を特別に過ごすつもりは無いだろう。
そして今、ミンちゃんの家で2人揃ってゴロゴロしている。
貴『うわー、渋谷規制やば』
ミ「エグいな…」
貴『帰省中の寄生虫』
ミ「……」
貴『は？💢』
それにしても今日はミンちゃんが少しソワソワしているような。
ミ「なあ…なんかさ…ないん？」
貴『なにが？』
ミ「欲しいものとか…」
貴『シャンプー切らしてる』
ミ「そういう事ちゃうねん……」
なぜか残念そうな顔をして項垂れるミンちゃん。
何？クイズ？
何で私の欲しい物クイズ？
頭の中が？？？で埋め尽くされた私を見て、ミンちゃんはまたがっくりした。
と思うとガッと肩を掴まれる。
ミ「は、ハロウィンやん！今日！」
貴『……えっ？』
ミ「Aがかわいい仮装してTrick or Treat!て言うの待ってんねんけど！」
いや、あの…
貴『何も、ないです…』
ミ「…………は？」
肩透かしを食らったような顔をするミンちゃん…いやほぼ実際食らっている。
ミ「え、は、恥ず……」
ミンちゃんはズズ…と後ずさると顔を隠した。
貴『え、ごめん、今からやる？』
ミ「そんな急に無理やん…」
貴『何とかするよ？』
ミ「いやもうええ…」
その時、ガサッとキッチンの方で音が鳴った。
少し覗くと大量のお菓子があった。
マジで楽しみにしてたんだ…
貴『ミンちゃん、Treatの方が良かったの？』
我ながらよく分からない質問。
ミ「…Aの仮装見て決めるつもりやった…」
あちゃあ…
己の顔を隠したミンちゃんの手を掴んで、ゆっくり引き剥がす。
ミンちゃんは顔を真っ赤にして目を逸らした。
貴『お菓子一緒に食べよ？』
ミ「……うん、」
もそもそと私の方に近付き、正面から抱きつかれた。
ミ「来年は…やってほしいなー…って…」
ふふっと笑みが漏れてしまった。
うん、と頷くと、ミンちゃんはへへ…と照れ笑いをして私の額に口付けた。
ミンちゃんと過ごすイベントは、今までと違って楽しいかもしれない。
来年のハロウィンよりも先に訪れる、今年のクリスマスにまずは思いを馳せた。
観○坂独○のﾕﾒｼｮ書きたすぎてワロタ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 65人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
藍(プロフ) - てぃちゃの小説が少ないので短編集で読めるだけ嬉しいです！！けしからんお話も読んでみたいです、、、、、 (4月10日 6時) (
レス) id: 06a709370a (このIDを非表示/違反報告)
許してください(プロフ) - 木村良平になり隊さん» めちゃくちゃ遅くなって申し訳ないです！久々でなかなか感覚戻せませんでしたが少しでもご期待に添えたなら嬉しいです🙇♂️ (12月28日 2時) (レス) id: 62b38520d1 (このIDを非表示/違反報告)
許してください(プロフ) - もけさん» お待たせしました！おまたせしすぎたかも知れません！ (12月28日 2時) (レス) id: 62b38520d1 (このIDを非表示/違反報告)
木村良平になり隊(プロフ) - リクエストありがとうございます😭🙏 最高です😭✨ 妄想するだけで即墓行きですね😇 てぃちゃにどこまででもついていかせてください殴(( (12月25日 15時) (レス) id: 559fb86c6d (このIDを非表示/違反報告)
もけ - 更新来たぁ〜！！！ (12月25日 15時) (レス) @page15 id: f9933e9f10 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：MotokiLoves | 作成日時：2023年10月23日 15時
