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元カレに「元カノ宣言」をぶっ放した後、笑顔で他の4人と向き直る。
改めましての気持ちを込めて、よろしくお願いしますを言うためだ。
『どうぞ、こんな私ですがこれからよろしくお願いします!』
「wwうwん、、wwよろしくね!!w」
「待ってw腹いてぇwww」
「ゼロ、新しい彼女探すの手伝ってあげるよ、、、w」
私の元カノ宣言で笑い転げているこの3人。
降谷くんから聞いている。ロン毛の人が萩原さん、天パの人が松田さん、そしてヒロくん。
唯一1人だけ降谷くんを慰めてあげているのが伊達さん。班長をしてるらしい。
みなさん重装備を着ている上で笑い転げていたから、笑いが過ぎ去った時には汗でびしょびしょになっていた。
よくそんなに笑えるなぁと内心感心しながらも「立てますか?」と腹を抱えてうずくまっていた松田さんに手を貸す
「お、おう。ありがとうな。」
『いいえー』
すると捕まれた手はずっしりと重くって、とても片手では支えきれなかった
うーん、成人男性って重いね!(失礼)
「陣平ちゃん、Aちゃんも女の子なんだから、遠慮ぐらいしろよ〜」
「あ?んなもん関係ねぇだろ。」
『はい!警察官になるために、日々精進しているので心配はご無用です!』
「わーおポジティブぅ」
すぐそばで固まっている降谷くんを横目に、私たちは会話に花を咲かせる。
「そういえばAちゃん、降谷ちゃんの元カノって本当?」
『はい!この間までは付き合ってたんですけど、どこ吹く風で噂を耳にしまして。』
「あぁー」
すると視界の端でヒロくんがぎくりと固まったのがわかった
そう、時は遡り昨日の夜___
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