弱いけど誰かの為なら強くなれる。【2】【名探偵コナン】

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、

Aはまだ退院は出来ないが
息抜きとして1日外出許可が出て一緒に出掛ける事に
車の中で



「A」



「はい！」



「これから出掛けるけど外では安室透として呼んで欲しい」



「安室透…？どうしてです？素敵な名前があるのに？」



ｺﾃﾝと首を傾けるAにグッと締め付けられるものがあり平常心を保ち




「仕事上、降谷零で素で居れるのは家と警察病院、そして職場だけなんだ」



「なるほど、、分かりました！安室透…安室透…覚えました！」




元気よく言う彼女にまた胸が締め付けられる





「じゃ、じゃあ出掛けようか…//」



「はい！よろしくお願いします(*^^*)」





そうして車を走らせ向かった先は




遊園地


本当は何処かの店に行こうと思ってたが
ナビを見て観覧車のマークを指を指してここに行きたいです！と言われたので方向転換して向かった





「わぁ、凄い！何これ！」



子供のようにはしゃぐA、周りは何だこの人みたいな目で見てるが

俺には関係ない。


キョロキョロと目を輝かせ見て回り
先を行くAの隣に並び




「何か乗りたいのはあるか？」




「え！乗れるんですか！？」




「あぁ」




「じゃあ、あれで！」




指の先を見ればジェットコースターで
いかにも速そうなやつで




「あれにか？」




「駄目ですか？」





「い、いや良い乗ろう」





「やった♪」



グイグイと俺の腕を引っ張りジェットコースターへ続く階段を上っていく

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