56 (零side) ページ9
Aが入院して会いに行こうと思っていたが
組織やら、公安での仕事が多忙になり
中々会えず1週間が経ち1日ずつメールは入れるが返事は無く携帯も忘れてしまったのかと思い
急いで仕事の山を片付ける
やっと1日有給をもらい、組織での任務も入ってなく
俺は病院へと車を走らせAに会いに行く
「あ、降谷さん」
受け付けの側に居る看護師が俺に気づき近寄ってきて
「丁度、電話しようと思ってたんです」
「何か分かったんですか?!」
「い、いえ…」
「そうですか…で、どうしたんですか」
「それがですね____」
!?
走ってはいけないのが分かってるが走ってAが居る病室に行き勢いよくドアを開く
真っ白い部屋の中央壁沿いにあるベッドに座って窓を見てるAの姿がありドアの音でゆっくり俺の方へ振り返る
「Aさ「誰ですか?」…、」
"「それがですね、、言い難いんですが桜夜さんの症状が1週間で悪化して名前さえも忘れてしまって…」"
Aの方へ歩み寄るが首を傾げる彼女
優しく頬に触れると困り顔になり
「あ、の?」
「俺も忘れたのか…?」
「すみません、どこかでお会いしましたか?」
「っ、、」
「あ、ちょっと待ってくだいね!確かここに…」
「…?」
引き出しの中から紙を出し
「えっと降谷零さんで合ってますか?」
「……その紙何て書いてるか見ても良いか?」
「はい!」
紙を受け取り見ると綺麗な字で
"忘れてしまった私へ
全てを忘れてもこれだけは何度でも覚えてほしい
降谷零(ふるやれい)、私の大切な人、忘れては駄目な人、好きだと言ってくれた人
綺麗な金髪に褐色肌、吸い込まれるような碧眼"
と書かれていて
「特徴にピッタリと当てはまってて、ごめんなさい忘れてしまってでも、手に書いてたので紙の存在は忘れませんでし……わっ」
Aを強く抱きしめるがそれでも潰れないように優しく抱きしめ
「ごめん、会いに来れなくてごめん、」
ポタポタと目から涙が出て情けない顔を見られたくなくてAの肩に顔を埋めれば
「ふふ、くすぐったいです」
Aは優しくポンポンと背中を叩いてくれ
涙を腕で拭きそばにある椅子に座り
「A好きだ」
「…私の名前ですかね?それ、」
「あぁ、貴女は桜夜A、俺が世界一好きな人だ」
「何か照れくさいですね///」
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明里香(プロフ) - 86話、そゆうことじゃなくて、そういうことです。 (2022年11月19日 6時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
モチ大福ちゃ(プロフ) - ららさん» コメントありがとうございます(´;ω;`)更新遅めですけど読んでいただきありがとうございます! (2022年8月1日 7時) (レス) id: 21e694d742 (このIDを非表示/違反報告)
らら - とっても好きですこのお話!このお話で何回涙腺崩壊したことか…お体にお気をつけてくださいね!! (2022年8月1日 7時) (レス) @page31 id: cf14a9c3ba (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 目敏くてすみません。楽しみにしています。頑張ってください。大変な状況化ですが、お体に気をつけて、お過ごしください。 (2022年7月26日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
モチ大福ちゃ(プロフ) - かるぴんさん» 読みづらい所、多々あるのに見て頂きありがとうございます!温かく見守って下さいm(_ _)m (2022年7月26日 14時) (レス) id: 21e694d742 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モチ大福ちゃ x他1人 | 作成日時:2022年7月5日 0時