弱いけど誰かの為なら強くなれる。【2】【名探偵コナン】

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それからコナン君達と連絡をしてなかったのでそれぞれに謝罪の電話を掛けると

コナン君には、心配したんだぞ！？と怒られ
蘭ちゃんからは、何も無くて良かった……と安堵され
園子ちゃんからは、Aが降谷さん以外に心が揺れる事は無いだろうから気にしない気にしないっ！今度はあたしらも気をつけるからまた見に行くわよ！、と


私は改めて皆に本当にごめんねと謝り切った。




「もう終わったか？」




「はい、皆心配してました(￣▽￣;)」




「だろうな」




ネクタイを締めジャケットを羽織る零
私も私で動きやすい服に腰を若干庇いながらも着替えて




「A行けるか？」




「もう少し待ってくださいぃ……おっけーです！」





「行こうか」





「はい！」






私達は家を出て久しぶりに零の車に乗りエンジンが掛かって車が動き出す。


今日は、零の仕事の手伝いで公安へ向かう




……零の部下にしばらく会ってないから緊張するな…………そもそも私の事を覚えて無かったりっ！？！？





そんな私の考えを読んだかのように





「書類が山のようにあって人手が足りないのは確かなんだが、Aが来なくなってから後輩らがうるさいんだ、俺ら嫌われたんじゃないかとか、また手合わせをしてほしいとかな」





「エスp「普通に声に出てたぞ？」ぇっ」





「俺ら公安でAは人気者になってる、まぁ…だからそんな緊張する事ないからなAらしく居ればいい、何かされたら俺に言えばいい」







その時は俺が直々にあいつらに鬼メニューを訓練に入れてやるから、と信号待ちで私の方に営業スマイルで向く零の顔は恐ろしい……笑


目が笑ってない…汗

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