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「……この痺れどうにかしてよ」
「何で俺の事を知ってるか話したら薬やるって」
「だから言ったよ!私はこの世界の人間じゃないのよ」
「嘘は良いって」
嘘じゃないのにぃぃぃぃ……
あれから移動して寺井さんのプールバーへと連れてこられ
手足が痺れて上手く動けない私はソファーに座らせられて尋問されてる訳だけども…………
頭をモンモン……とフル回転させて
「あ、なら……握った拳の中にまるで何かがあるように思わせるのがマジシャンで、その拳を開く前に中身を言い当てるのが探偵だろ?……………これコナン君にしか言ってないよね?」
名言中の名言を言えば黒羽快斗はビックリした顔でまじかよ…と頭を抱え
「尚更、何で俺が…黒羽快斗が怪盗キッドだと中森警部に言わないんだよ」
信じたのか痺れを取る薬を口の中に入れられて飲まされる
「ん、……黒羽君のマジックが単純に見てたい。宝石を取るのは犯罪だけど私はその目的が分かってる。それに毎度と宝石は返してる。本当の泥棒にならない限り私はただ貴方がする事を見てるだけだよ。」
「ふーん、あ、これ返すわ」
ポイっと投げられて動くようになった手で掴み見ると私の携帯で
「うわ……」
電源を入れれば、大量の電話にメール……その中には零から電話が何回か掛かっててコナン君が言ったんだとすぐに分かり
「ああああ……絶対、怒られるぅ……」
((ブーッブーッ
「あ、わっ」
いきなり掛かってきてビックリして携帯を投げてしまいキャッチして指が応答を押してしまい慌てて耳に近付ける
「もs『A!?無事か!?』れ、零」
『さっき電話があってAがキッドに連れていかれたって聞いた』
やっぱり……
『何で大人しく連れ去られてるんだよ、Aならそんな奴1発だろうが』
「痺れ薬か何かを掌に刺されてしまって……ごめんな「ちょっと失礼しますよ」な!ちょっふぐっ」
携帯を取られ黒羽君に手で口を塞がれ電話口から私を呼ぶ声がする
「どうも怪盗キッドです、貴方はA…さんとどのような関係で?」
大人しく口を塞がられて耳を澄ますと
零は怒り口調になりながらも彼氏だ。とはっきりと聞こえて少し恥ずかしくなる
「なるほど…今日、私はAさんに一目惚れをしてしまいまして、貴方には悪いですが奪わせて頂きますね?」
ポカンとしてたら顔が近付いてきて
チュッ…というリップ音が鳴る
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明里香(プロフ) - 86話、そゆうことじゃなくて、そういうことです。 (2022年11月19日 6時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
モチ大福ちゃ(プロフ) - ららさん» コメントありがとうございます(´;ω;`)更新遅めですけど読んでいただきありがとうございます! (2022年8月1日 7時) (レス) id: 21e694d742 (このIDを非表示/違反報告)
らら - とっても好きですこのお話!このお話で何回涙腺崩壊したことか…お体にお気をつけてくださいね!! (2022年8月1日 7時) (レス) @page31 id: cf14a9c3ba (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 目敏くてすみません。楽しみにしています。頑張ってください。大変な状況化ですが、お体に気をつけて、お過ごしください。 (2022年7月26日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
モチ大福ちゃ(プロフ) - かるぴんさん» 読みづらい所、多々あるのに見て頂きありがとうございます!温かく見守って下さいm(_ _)m (2022年7月26日 14時) (レス) id: 21e694d742 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モチ大福ちゃ x他1人 | 作成日時:2022年7月5日 0時