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『送ってくれてありがとうございました。』
岸「いえいえ、お疲れ様」
『はいっ!お疲れ様です!』
俺は彼女が家に入っていくのを見届けた。
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彼女の姿が消えると、また来た道を戻っていく。
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急に寒く感じる。早く帰ろっ。
俺は家まで全力で走った。
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家に帰って携帯を見ると、
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A今日は送ってくれてありがとうございました!
それとともにお辞儀をするうさぎのスタンプ。
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岸「まじかぁ…」
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彼女から来た初めてのライン。
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バイト先のグループで一応友達ではいたけど、
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特に連絡することもなかったから、今まで何も送ることができなかった。
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まさか彼女のほうから連絡してくるなんて…
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めっちゃ、嬉しい。
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俺はベッドの上でなんどもゴロゴロしては、そのトーク画面を見つめていた。
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作者名:Mother | 作成日時:2019年11月25日 23時