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気づけばAちゃんの家の前に着いていた。
岸「Aちゃんって一人暮らし?」
『はいっ、進学でこっちへ出てきたんです。岸さんは?』
岸「俺も同じ、一人暮らし。…そうだ、俺のこと優太でもいいからね。
俺もAちゃんって呼んでるし」
…それの玄樹のことも下の名前だし。
『あー、はいっ。でも岸さんって、優太っていうより、岸さんって感じがします。なんとなく』
自分から言ったくせに、いざ「優太」と言われると慣れずにドキッとする。
岸「まぁ、どっちでもいいけど…それじゃ、お疲れ」
『はいっ、送ってくれてありがとうございました。
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気をつけて、ゆう、たさんっ!』
彼女は真っ赤な頬で微笑むとくるっと向きを変えて、ドアの向こうに消えた。
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岸「やべーな…」
自分の頬を触ると、少し熱を帯びていた。
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作者名:Mother | 作成日時:2019年11月25日 23時