11/28 ページ13
.
廉「で、あの子と進展は?」
昼休み、学食のラーメンを食べながら興味津々で聞いてくる廉。
ちなみに俺は自分の手作り弁当。
.
.
.
岸「あー、そこまでかな…」
俺は昨日、玄樹と仲良くしてるのを思い出して、箸が止まる。
あんなに可愛くて愛想よければ、周りの人もほっとかないよなぁ…
玄樹も例外じゃない。
廉「なに、悩みでもあるん?」
岸「んー、それなりに?」
.
.
廉「なんやねんそれ笑 そういうとこ秘密主義よな。
じゃあさ、デートすればええやん?」
岸「デート!?」
廉「そんな堅苦しいもんやなくて、バイト帰りとか誘ったらええねん。カフェとか。
んで、相手の様子を伺う。」
岸「なるほどぉ」
さすがモテ男は経験値が違うなぁ…
でも、俺、相手の心とか読めねえからな。
むしろ、俺の気持ちがバレそう…。
.
.
廉「次いつ会うん?」
岸「明日、バイト一緒だよ」
廉「チャンスやん?断られても誘っとき。」
岸「うん…ありがと廉」
廉「優太、好きなのバレそうやけどな」
岸「俺も思った笑」
廉「まあ、そこが優太のいいとこや」
岸「そうかなあ?」
.
112人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Mother | 作成日時:2019年11月25日 23時