検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:47,313 hit

39喫茶店 ページ40

.



Yuta side









昼間に公園で待ち合わせしたのが








すごく昔みたいに感じるけど






.







.







.


終わるのはあっという間で






もうお別れの時間









.




『今日はありがとね、楽しかったよ』









.









.


彼女のその言葉でもう今日が終わってしまうことを感じる。









.









.





.





今日が終わればAちゃんに会えない



そう思うと急に焦ってきて









.








岸「また今度…会える?」









つい確認してしまった。






.









.






するとAちゃんは






『うん、またいつか』









なんて言う。









.





.







「いつか」って言葉





それがちゃんと来るんだろうか、そんな不安がよぎる。









.







俺も、初めて共演した人に「またいつか」なんて言うけど








それから一度も会ってない人だっている。









.









俺はAちゃんと絶対会いたい。


というか今離れたくないんだ。









.








.









でももう終電の時間、どう足掻いたって





Aちゃんは電車に連れて行かれてしまう。









.









.







「一番ホーム、ドア閉まりまーす」





車掌の声が俺をさらに焦らせる。









.







.









俺の出した答えは









まだ君の隣にいたい。









.









.









俺、欲には勝てないみたい。

40喫茶店→←38喫茶店



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (141 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
227人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Mother | 作成日時:2019年9月18日 6時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。