サッカーなんかクソ食らえ６【イナギャラ】 (ページ44)

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翌日、今日はいよいよラトニークとの試合の日。

相手チームを見れば、昨日までいなかったはずの者が二人いた。恐らく、ファラムオービアスからの助っ人だろう。

？「俺たち兄弟が来たからには勝ったも同然。お前らはゆっくり冬支度でもしてな」

？「うはーーー！決まったなリュゲル兄！」

リュゲル「いいかガンダレス。こういうのを、”泥船に乗った気でいろ”って言うんだ」

ガンダレス「おぉー！リュゲル兄、難しこと知ってんなぁ！さっすがリュゲル兄！」

神「それを言うなら、”大船に乗った気”だろ……；」

井吹「あいつらが今回の助っ人か」

皆帆「２人いるね」

『あんなふざけたやつに負けてたまるもんですか』

その時、相手チームを見ていたAとガンダレスの目が合った。

ガンダレスはAをジッと見て、そして近づいてきた。

『え？な、なに？』

ガンダレスはAを睨み付けるようにジッと見ていたかと思えば、次の瞬間Aを抱きかかえ嬉しそうに飛び跳ねた。

ガンダレス「リュゲル兄！俺これ欲しいー！」

アース「「はぁ！？」」

皆は突然のことで驚きの声をあげた。