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２５６． ページ6
井吹と神童の元へ向かったA。その途中で葉っぱのついていない木を見つけた。
『丁度いいわっ！』
Aは木の枝を下り、自分のヘアゴムを噛み千切って枝の両先端にくくりつけた。
『フッ、我ながら完璧ね』
Aはお手製の簡易的な弓矢を作りそして遠目から見える機械の鳥に狙いを定めた。
『今だっ！』
Aの放った鋭い木の枝は見事に機械の鳥の間接部分に突き刺さった。
神「なっ！」
『あんた達！今のうちに逃げて！』
機械の鳥が暴れている間に、神童と井吹はAの元へ走ってくる。
神「A！先に戻ってろって言っただろっ！」
『あんた達だけじゃ頼りないから戻ってきてやったんでしょ！感謝しなさいよね！』
井吹「お前弓矢なんかできたのかよ！」
『今はそれどころじゃないでしょーが！』
その瞬間、A達が走っていると足場が途端に崩れA達は真っ逆さまに落下していった。
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年2月8日 0時
