サッカーなんかクソ食らえ６【イナギャラ】 (ページ25)

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天馬「もし攻込んでいたら……」

瞬木「あぁ……俺たちまとめて木っ端微塵だったぜ」

『長老は、私達にこのことを教えて……ってゆーかひっつかないでくれる！？』

野咲「だってビックリしたんだもん！」

野咲は驚いた拍子に近くにいたAに抱きついていて、Aは野咲を引き剥がした。

ガードンイレブンを見れば、アルベガがロダンの胸ぐらを掴んでいた。

『あのチビ、やってくれんじゃないっ……』

その時、ガードンの監督がロダンをベンチに下げた。

『チッ、あのチビ、次会った時は蹴り飛ばしてやるんだからっ』

グラウンドの整備も終わり、試合が再開した。

一進一退の工房が続き、アースイレブンは素早くパスを繋ぎながら攻め込み、ガードンはアルベガの指示でアースイレブンのソウル発動を防いでいる。

その時、ガードンのシュートが炸裂した。

天馬「しまった！」

井吹「やらせるか！」

その瞬間、井吹の姿は巨大な牙を持つマンモスへと変化し、相手のシュートを完璧に止めていた。

天馬「井吹もソウルをっ！」

その時だった。先ほど降ってきた火山岩が、再びこの場に落下しようとしていた。

アルベガ「ロダンの奴余計な真似をっ！」

神「皆！フィールドから出るんだ！」

神童の指示で皆はフィールドから避難し始める。

しかしアルベガだけはその場から動こうとしなかった。

アルベガ「俺の……俺の邪魔をするなぁ！！」

そう叫んだ次の瞬間、アルベガはソウルを発動させ落下してきた火山岩を粉砕した。