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カトラとララヤと話を終えたAは、皆のもとへ戻ろうとしていた。
その時、目の前に黒岩が立っていた。
『黒岩監督……』
黒岩「身体はもういいのか」
黒岩は先ほどAが皇帝ペンギン１号を使ったことに対し、身を按じている様子だった。
『貴方が私の心配をするなんて……明日は隕石でも降ってきそうですね』
黒岩「フッ……明日が来るかどうかは、お前の手腕次第だ」
『結局、私が最後まで動かないとダメなんですね』
そんなことを話ながらAは黒岩と共に皆のもとへ歩いていく。
Aと黒岩がやってくると、皆は黒岩をジッと見つめた。
天「監督っ……」
黒岩「……敵の狂気に立ち向かうには、それ以上の感情が必要だ。
お前達にはあるか？敵の計り知れない狂気に立ち向かえる、感情が」
黒岩はそれだけ言うと去って行った。
『私に全部任せたくせに、助言はしてくれるんですね』
去って行く黒岩にAはそう言った。
黒岩「……」
『ですが、ありがとうございます。我が師、影山総帥』
黒岩は一瞬立ち止ったが、何も言わずにそのままどこかへ行ってしまった。
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ベルモット - 今晩は。ベルモットです。イナズマシリーズで様々な小説を投稿されていますよね 。同じ投稿者として尊敬しています。大人シリーズが一番好きです。 (2020年1月25日 1時) (
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年1月24日 18時
