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それからAは先頭車両にいた。
その時、緊急通信の連絡が入った。
『これは……』
Aは機内放送で全員に呼びかけることにした。
『全員、ただちに先頭車両に集合するように。緊急通信が入った』
Aがそう言うと、選手達はすぐに集まった。
『集まったね。では流すよ』
Aは通信ボタンを押した。すると、そこには案内役のイシガシの姿があった。
イシガシ「剣城選手のニセモノは、ファラム・オービアスのスパイだと考えてよいでしょう」
瞬「チッ、スパイかよ……」
イシガシ「水川マネージャーの拉致は、決勝戦まで勝ち進んだ皆さんに対するファラムオービアス側の脅迫行為かもしれません」
井吹「そのファラムオービアスに向かってるんだろ、俺たちは」
座「それだけ、私達が脅威だということでしょうか」
イシガシ「皆さん、どうか冷静に。血気に逸っては相手の思うつぼです。
何より、水川マネージャーの安否が心配ですね」
黒岩「水川なら大丈夫だ」
黒岩がそう言い放った。
九坂「なんでそう言いきれるんすか？」
真「まぁ、あの人本当は宇宙人な訳ですし」
皆帆「いや、それ以前に幽霊っていう説も……」
天「イシガシさんっ、本物の剣城が今どこにいるのか心当たりはありませんかっ？」
イシガシ「そうですね……剣城選手がファラムオービアスの手に堕ちたとすれば、彼らの手によってどこかに幽閉されている可能性が高いかと」
天「どこかって、どこですか！？」
『天馬君、落ち着きたまえ』
Aがそう言うと天馬は一旦冷静になった。
天「すみません……」
イシガシ「我々が調査し、救出の手立てを考えましょう。
貴方方はどうぞ試合に集中されますように」
天「でもっ……わかりましたっ」
イシガシ「では私はこれで。早速調査を開始します」
天「お願いします！何かわかったらすぐに教えてください！」
イシガシ「はい、お任せを」
そこでイシガシとの連絡が途絶えた。
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名無し - 続編おめでとうございます明けましておめでとうございます今年も夢小説も無理せずにお仕事頑張って下さい！ (2020年1月1日 0時) (
レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
銀世界の姫騎士 レオ(元Setsuki.)(プロフ) - 続編おめでとうございます！おもち美味しいですからね…太らないように頑張ります…^^; (2019年12月29日 17時) (レス) id: 77812d9344 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年12月29日 15時
