夜桜の木の下には彼女がいた４～エイリア学園編～ (ページ47)

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１９７．ページ47

『やっと解放されたよ……』

円「Aっ！」

「「A！/Aさん！」」

皆が嬉しそうな顔でAの方に駆け寄った。

壁「Aさんが帰ってきたっすー！」

土「ったく、心配かけさせやがってっ！」

吹「Aちゃんっ！大丈夫？怪我とかしてない？奴らに何もされなかった？」

吹雪がAを心配そうに必死でそう言う。

『大丈夫だよ、何もされてない。でもちょっとお腹は空いたかな』

Aが心配をかけさせまいと笑ってみせた。

瞳「無事でなによりよAさん」

鬼「今までどこにいたんだ？」

『さぁ……多分エイリア学園の本拠地だろうね。ずっと部屋に閉込められてたから場所はわからないけど』

鬼「そうか……兎に角無事で何よりだ」

リ「せやでほんま！心配させた罰として今日はあんたの家に泊めてもらうからなー！

女子会や女子会！塔子もやで！」

『えぇー……；』

豪「A」

豪炎寺がAに呼びかけた。

『豪炎寺……あの時は助けてくれてありがとう。

あの時フード被ってたの、豪炎寺でしょ？』

豪「！……やっぱりお前には隠せなかったか」

『仲間のことを気付けなくてどうするのさ』

Aは豪炎寺に笑ってみせた。豪炎寺もまた嬉しそうに微笑んだ。