夜桜の木の下には彼女がいた４～エイリア学園編～ (ページ24)

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そしてその日の練習を終え、皆は一件の宿を借りてそこで今日は寝泊まりすることに。皆は今そこでババ抜きをして時間を持て余していた。

リ「しかしけったいなやつやったなぁ綱海って」

塔「でも、悪い奴じゃないと思うね」

リ「気ぃつけや～南国の男は火傷するで～

Aは雪国の男やもんな～」

塔、A『「はぁ？」』

円「あいつ、呑み込みが早かったなぁ」

一「天性のバランス感覚と、ずば抜けた運動神経の持ち主だね」

円「凄いシュートだったぜ！あのツナミブースト！」

立「そういえば円堂さん、あの時の正義の鉄拳はどうやったんですか？

何か感じが違ってました！」

円「ん～……咄嗟だったからなぁ」

円堂達がそんな話をしてるとき、ババ抜きでは鬼道がAの持っていたババを引いてしまった。

『プッ……』

鬼「……」

鬼道は全く動揺せずそのカードをランダムで並べた。

鬼「何かのヒントになったんじゃないか？」

立「ババー！；」

立向居がババを思いっきりひいてしまった。

『あははは！鬼道も大人げないね～』

鬼「お前に言われたくはないな」

皆が駄弁っていると部屋の扉が開かれた。

綱「よう！」

「「ひぃええええ！？」」

扉の前に立っていたのは大きなカジキを持った綱海だった。皆はカジキに驚いている。

綱「邪魔すっぜ」

円「綱海！」

綱「これ、食わせてやろうと思って釣ってきたぜ」

円「あ、ありがとう；