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それから、イナズマジャパンはピンチが続いた。
その時、再び相手の必殺シュートが井吹に向かっていく。
井吹はそれを必死の思いで何とか弾いた。しかし、弾いたボールは相手の足元へ転がって行く。
「トドメだ！」
体勢を立て直してからじゃ間に合わず、井吹は咄嗟に声をあげた。
井吹「神童！頼む！！」
井吹の言葉に、神童は小さく微笑むと、神童はその相手のシュートを受け止めた。
『あいつ……』
吹雪「彼、ようやくわかったみたいだね。キーパーとして自分がするべきことが」
『自分がするべきこと？』
吹雪「ゴールキーパーの役目は、一人でゴールを守る事じゃない。
ただゴールを守り通すこと。人を信頼するってことだよ」
『……そう』
Aは短くそう言った。そして井吹と神童の顔を見て心なしか安心したような顔になっていた。
『人を信頼する、ね……確かに』
それから、神童も攻撃に入り他のメンバーもようやくチームプレーを意識しはじめボールが繋がっていく。
そして相手のシュートも、井吹の新必殺技「ライジングスラッシュ」で止めることができた。
そしてイナズマジャパンはカウンター攻撃で、相手から１点を奪い前半を終えた。
吹雪「やるね彼ら。……君なら、この状況をどう見る？」
吹雪の言葉に、Aは黙って立ち上がった。そしてそのまま観客席を離れていった。
吹雪「そう、それでいいんだよAちゃん。自分の心に正直に、全力でプレーしておいで」
観客席を出たAは、自然と足が速く動いていた。
『私も……皆とサッカーしたいっ……！』
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キリンの妖精、キリンロング - 面白いです…そして絵がお美しい… (2019年12月24日 22時) (
レス) id: 390c1ef0c5 (このIDを非表示/違反報告)
高橋 - 読みました！いつ見ても面白いです！簓ちゃん前のうちと同じです〜！続編おめでとうです！これからも頑張ってです！ (2019年12月23日 10時) (レス) id: 9e6c88e606 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 土日更新楽しみにしてます！続編おめでとうございます！ (2019年12月21日 20時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
御幣島愛笑(プロフ) - 簓ちゃんかわいい (2019年12月21日 20時) (レス) id: 37a1716821 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年12月21日 19時
