夜桜の木の下には彼女がいた２～エイリア学園編～ (ページ15)

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そして試合の準備に皆はとりかかる。周りを見れば噂を聞きつけたテレビ局が大勢押し寄せてきていた。

円「吹雪！頑張ろうぜ！」

栗「エターナルブリザードで奴等をバシバシ吹っ飛ばして欲しいでヤンス！」

吹「うん！宇宙人なんかに負けないよ」

瞳「吹雪君、貴方センターバックに入って」

「「えぇ！？」」

瞳「DFに専念するのよ。絶対に前線へあがらないで。エターナルブリザードは封印してもらいます」

瞳子のその指示に皆は不服そうな顔をする。Aだけが少し安心したような顔をしていた。

吹「はい」

一「なぜです！吹雪のスピードを活かした攻撃！それが奴等への対抗策でしょう！」

瞳「意見は聞いてないわ」

瞳子はそう言うとベンチに戻った。

塔「なんだよあの監督っ。やっぱりわけわかんないよ」

円「監督の作戦に従おう！」

染「円堂……」

夏「この試合は、白恋中を守るだけじゃない。

全人類の命運がかかった大事な一戦よ」

鬼「あぁ。監督もそれを承知の上で、吹雪をDFにさげたはずだ。勝つために」

円「そうさ！後は俺達が結果を出すだけだ！」

染「へっ、俺のシュートで勝利を決めてやる」

吹「僕も、白恋中と皆を守る為に全力で戦うよ」

円「よーし、絶対に奴等に勝って、半田達に勝利の報告を届けるんだ！

やるぞっ、今度こそエイリア学園の侵略を終わらせるんだ！」

「「おぉ！」」