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その日の夜、皆はミーティングルームに集まって日本にいる人達からの応援のエールが送られてきていたのを見ていた。
それが終わると皆は夜練を始めた。
Aはその様子を部屋から見ていた。
『ジッとしていられないのは皆一緒というわけか……』
Aはそう言うと部屋を出た。その時、物置の部屋の扉がうっすらと開いているのに気付き中を見ると、そこには円堂がいた。
『こんなところで何をしているんだい？』
円「Aか！」
円堂の前には雷門サッカー部の看板があった。
『……君達雷門イレブンにとっては、これが原点なのだね』
円「Aだって、もう立派な雷門イレブンだろ？」
円堂がそう言うと、Aは少し困ったように微笑んだ。
円「どうしたんだ？」
『私は、この大会が終わったら帝国に戻ろうと思っているのだよ……』
円「え？」
その時、Aは胸ポケットから一枚の封筒を取りだした。そこには、「影山零治」の名前が書かれていた。
『これは、影山総帥が亡くなった数日後に私のもとに届いたあの人からの遺書だよ……』
円「影山からの……？」
『えぇ……この手紙には、私に帝国をまた強く育てて欲しいというあの人の願いが書かれていた。
帝国はあの人にとっては、長年育て上げてきたチームだったから、きっと思い入れがあったのだろうね……
私は、総帥の右腕として、帝国を支えると決めた』
そう言ったAの瞳は真剣だった。
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柑橘系 - いつも楽しみにしてて、もちろんFFI決勝戦も楽しみですけどGO編もめっちゃ楽しみです(^^)これからも頑張ってください！家に帰ったらまだかまだかと更新を待ってウズウズしてます(*´∀｀)｢痛みを感じない少女｣大好きですヽ(・∀・)ノ (2019年9月22日 0時) (
レス) id: bf6bb47a59 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 夜桜シリーズも続きが読みたいです（ ; ; ） (2019年9月21日 18時) (レス) id: d7bac13e1b (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 夜桜シリーズはもう書かないんですか？(´；Д；`) (2019年9月21日 7時) (レス) id: d7bac13e1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年9月19日 18時
