痛みを感じない少女【FFI】～Another Story 4～ (ページ31)

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それから病院へ連れて行かれたAは久遠が付き添いで診察を受けていた。

医者「ストレスからくる風邪ですね。短い時間で色々な要因が重なったことが原因だと思われます。

風邪事態はすぐに治りますが、治ってからはしばらくは休ませてあげてください。でないとぶり返してしまいますから」

久「そうですか。ありがとうございました」

診察を出ると、有人達が駆け寄ってくる。

久「ストレス性の風邪だそうだ。少し休めばすぐ治るらしい」

鬼「ストレスですか……」

『すぐに治るから大丈夫だよ』

豪「そうか……よかった」

円「本当によかったぜ！元気になるかわかんねーけど、良いニュースがあるんだ！」

『なんだい？』

円「俺達、決勝トーナメントに出場できるようになったんだ！これも、Aや監督が俺達を支えてくれたおかげだ！」

『フフ、そう。なら、負けたチームの思いを背負って、君達はこれから戦っていかないといけないね』

円「あぁ！Aはしっかり休んでくれよ！」

『気分転換に何か刺激的な出来事でも起こればすぐ治りそうだけどな～』

豪「刺激的な何か、か……」

鬼「姉さん、病人なんですから熱が下がるまでは大人しく寝ててくださいね」

『フフ、わかっているよ。さぁ帰ろうか』