６３． ページ13
翌日、皆が練習をしている時、Aが部屋で届いた手紙などを確認していると一枚の封筒が出てきた。
宛先を見るとそれは円堂宛だった。
Aはその手紙を持って円堂の元へ向かった。
『あぁいたいた、円堂ー、君宛に手紙が届いているよ』
円「手紙？」
Aは円堂にその手紙を渡した。
円「差出人は？」
『さぁ？中を見ればわかるんじゃないかい？』
栗「誰からでヤンスかね？」
綱「ま、円堂じゃあファンレターってことはねーだろうけどな」
木「あんたの場合はもっとないけどね、うっしっしっし！」
その時、円堂が手紙を開いて固まった。
円「この手紙……！」
皆はその手紙が気になり中身を見る。するとその手紙には、見覚えのある強烈な字が書かれていた。
立「この字はっ！」
栗「キャプテンの特訓ノートと同じ字でヤンス！」
『ほぅ……つまりこの手紙は大介さんからということかい？』
風「でも、円堂のお爺さんは、もうずっと昔に亡くなってっ」
秋「なんて書いてあるの？」
円「”頂上で待ってる”って……」
秋「頂上……」
春「それって、FFIのってことですか？」
鬼「世界大会に存在するどこかのチームに大介さんが関わってるということか」
目「罠かもしれませんね」
IJ「「罠？」」
目「どこかのチームが円堂君を動揺させるためにわざとお爺さんの字を真似て」
立「それはないです！俺、ノートは何度も見せてもらってますから！これは絶対円堂さんのお爺さんです！」
立向居と目金が本物か否かで言い争いを始める。
『まぁ、似せようと思って簡単に似せれる字じゃないと思うけどね』
円「ま、考えても仕方ないか。もしこの手紙が何かの間違いならそれはそれだけのことだし、本物ならFFI世界大会へ行けば会えるってことだしさ！
それより特訓だ！今は決勝戦のことだけを考えようぜ！」
円堂はそう言って練習に戻っていった。
Aはベンチに置かれたその手紙を見て眉をしかめていた。
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ベルモット - GO編を楽しみにしているベルモットです。FFI編も楽しみに展開を進めながら読んでいます。イナズマジャパンにやっと追い付きましたね。 (2019年9月8日 19時) (
レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 続編おめでとうございますイナGo 編楽しみにしています！ (2019年9月6日 18時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年9月6日 18時
