２１６． ページ16
ウ「何故だグランっ……なぜ止めたんだ！
そいつは私達の存在を否定したんだぞ！そいつを信じて、戦ってきた私達の存在を！
私達は全てをかけて戦ってきた！ただ、強くなるためにっ……それを今さら間違っていた！？
そんなことが許されるのか！グラン！！」
ヒ「確かに……確かにウルビダの言うとおりかもしれない……お前の気持ちもわかる……
でも……それでもこの人はっ……俺の大事な父さんなんだ！」
星「！」
ウ「！」
ヒ「勿論、本当の父さんじゃないことはわかっている…ヒロトって名前が、ずっと前に死んだ父さんの本当の息子だってこともっ」
鬼「本当の息子？」
瞳「えぇ……」
ヒ「それでも構わなかった……父さんが、俺に本当のヒロトを重ね合わせるだけでもっ！
父さんが施設に来る日が、楽しみでしょうが無かった……父さんの喜ぶ顔を見てるだけで、嬉しかった……
例え存在を否定されようと、父さんがもう俺達のことを必要としなくなったとしてもっ、それでも父さんは、俺にはたった一人の父さんなんだっ！」
星「ヒロト……お前はそこまで私を……私は間違っていた。私にはもう、お前に父さんと呼んでもらえる資格などないっ」
星二郎はそう言うとウルビダにボールを投げ返し、ヒロトの前に立った。
星「さぁ打て、私に向かって打てウルビダ！」
ヒ「父さん！」
星「こんなことで、許して貰おうなどと思っていない！だが少しでもお前の気が収まるのならっ
さぁ、打て！」
その場に緊張感が漂う。そしてウルビダはボールを蹴る体勢に入った。しかしウルビダはボールを蹴ることなく、その場に膝をついて涙を流した。
ウ「打てないっ……打てるわけないっ……
だって……だって貴方はっ……私にとっても大切な父さんなんだ！」
ウルビダだけでなく、他の子達も泣き出してしまう。
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マナ - 梅こんぶさん» こんにちは!イナズマイレブンについて聞いてもよろしでしょうか？ (2021年6月2日 12時) (
レス) id: 080dd1eb98 (このIDを非表示/違反報告)
荒覇刃鬼(プロフ) - 完結おめでとうございます！豪炎寺君とのちょい甘良かったです！FFI編見てみたいです！ (2019年9月2日 19時) (レス) id: c76ee04c12 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - もし続きがあればFFI編も楽しみにしています！ (2019年9月2日 9時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
渚 - 面白かったです！完結、お疲れ様でした！すっかり梅こんぶさんの作品のファンです！頑張ってください！ (2019年9月2日 7時) (レス) id: 56f5347320 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - エイリア編完結お疲れ様です！他のシリーズ同様とても楽しかったです！私はFFI編が見てみたいと思ってます！欲を言えば、リトルギガントのコーチになってたら面白くなりそうだなと思います！これからも梅こんぶさんの作品楽しみに待ってます！ (2019年9月2日 6時) (レス) id: c9a43346ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年9月1日 17時
