痛みを感じない少女 弐【イナオリ】

８４． ページ34

会場に到着したイナズマジャパン一同。









皆は会場である豪華客船の煌びやかな内装を見てはしゃいでいる。









剛「にしても、なんかこの格好落ち着かないぜ；」









『馬子にも衣装と言うけど、皆中々似合っているじゃないか』









剛「おいそれどういう意味っ…………っ！？」









振り返ると、そこにはドレスアップされたマネージャーやAが降りてきて、皆は目を奪われた。









つ「どうですか？私達もドレスアップしちゃいました〜」









『フフ、可愛くできたと思わないかい？』









杏「ありがとうございますAさん。ヘアメイクまでしてもらっちゃって」









『フフ、私も楽しかったよ』









野「皆さん、よく似合ってますよ」









杏「ありがとうっ」









鬼「灰崎、姉さんをエスコートしろ」









灰「え！？なんでお、俺がっ；」









鬼「つべこべ言ってないで早く行け」









灰「わーったよ！；」









灰崎は顔を赤くしながらAに手を差し出した。Aはそれを面白おかしく笑いながら手をとって階段を降りていった。









風「なんかこうして見ると、あの２人って案外相性良さそうだな」









ヒ「Aはともかく、灰崎の方は出来損ないの七五三にしか見えねーぞ」









灰「聞こえてんだよ！」









『フフ、ありがとうね灰崎君』









灰「お、おぅ……」









灰崎は照れた様子でAから顔を逸らした。



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夢主のドレス姿です。

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