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他の刑事達が先程の男達を捜索に向かった後、Aはフードの少年に抱きついた。
少年はAを優しく抱きしめ返してくれた。
『ここまで、よく頑張ったね……これでもう君を縛り付けるものは何もない……
円堂を……皆を助けてくれるかい？……豪炎寺君』
少年のフードが風に揺られて取れ顔が露わになる。フードの下は、紛れもなく皆が捜していた豪炎寺だった。
豪「あぁ……今まですまなかったなA……」
顔を上げた豪炎寺とA。二人は自然とお互いの唇がくっついていた。
二人は唇を離すとお互い小さく微笑んだ。
『さぁ、早く行ってあげて。皆がお待ちかねだよ』
豪「あぁ、行ってくる」
豪炎寺は皆の待つスタジアムへと走って向かった。
Aは豪炎寺のその背中を見て穏やかな表情で微笑んでいた。
『……ありがとうございます鬼瓦さん、それに土方君。豪炎寺君を今まで守ってくれていて』
Aは二人に頭をさげて礼を言った。
鬼瓦「おいよせやい。嬢ちゃんらしくもねーぞ」
土方「そうそう。ほら早くアンタも皆のところに戻ってやれよコーチさん」
土方と鬼瓦は笑いながらそう言う。
『えぇ、そうさせてもらいますね。感謝するよ』
Aはそう言って皆の元へ戻っていった。
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ベルモット - エイリア学園編もクライマックスですよね。FFI編楽しみにしています。 (2019年8月27日 6時) (
レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年8月25日 15時
