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そして試合が再開する。
雷門はまるで動きを読まれているかのようで、パスが全く繋がらない。
その時、有人が音村を見て何かに気付いたような表情になりAを見た。
『フフ、気付いたようだね』
春「気付いた？何のことですか？」
『大海原中がこちらの動きを読めている理由だよ。
彼らは…いや、彼はリズムを図っているのだよ』
Aは音村の方を見ながらそう呟く。
秋「リズムを？」
『こっちが動こうとしたりチャージをかけようとしたその瞬間に、音村君はプレーのリズムを割り出してそこから逆算して仲間に指示をだしているのだよ』
春「それでいくらやってもボールが取れなかったんですね！」
秋「でも瞬間にって、そんなのも何秒もありませんよ？」
夏「確かに、一瞬でリズムなんて本当にはかれるの？」
『彼にはできるのだよ。全くもって恐ろしいリズム感だよ。確かに彼が一番、ノリノリ男なのかもしれないね』
そう言ってAは有人に目線を送る。有人は理解したように頷いて皆に指示を送る。
鬼「いいか皆、少しずつタイミングをずらしていくぞ」
雷門「「おう！」」
『さて、こちらの反撃の開始だよ』
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ベルモット - エイリア学園編もクライマックスですよね。FFI編楽しみにしています。 (2019年8月27日 6時) (
レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年8月25日 15時
