痛みを感じない少女～Another Story 3～ (ページ28)

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その翌日、皆が練習をしていると突然海の方から誰かが叫びながら飛んできた。

？「えーーんどーーー！！」

円「綱海！」

綱「よう！捜したぜ円堂！」

『……誰だい？』

Aは不思議そうな顔で綱海を見た。

その時綱海がAと目が会う。

綱「おぉー！誰だこの美人！この美人もお前らの仲間か！？」

鬼「おい綱海、あまり姉さんにベタベタ触るな」

有人が圧を込めて綱海にそう言うと綱海はAから離れていった。

綱「ってかえ？姉弟なのか？似てね～……

あ、そうそう！俺は綱海条介ってんだ！えーっと、鬼道…」

『Aだよ、よろしくね』

綱「そうかAか！良い名前じゃねーか！よろしくな！

俺のことは気軽に呼んでくれよな！」

『綱海君と呼ばせてもらうよ』

綱「んだよつれねーな……あ、そうそう！なぁ円堂、俺達のチームとサッカーやれねぇか？」

円「俺達のチーム？」

綱「俺、サッカー部に入ってよ」

雷門「「サッカー部にぃ！？」」

綱「この前なんか面白かったしな！まぁノリだよノリ！」

秋「ノリって……：」

綱「で、皆にお前らのこと話したら、それはフットボールフロ…なんとかで優勝した雷門中に違いないってことになって、どうしても試合がしたいって聞かなくてよ～

な、いいだろ円堂？俺の顔を立てると思ってさ！それに、俺ももっかいお前らとサッカーしたいんだ」

円「綱海……勿論さ！な、皆！」

雷門「「おう！」」

しかしその時瞳子が現われる。

瞳「その試合、許可できません」

雷門「「えっ！？」」

皆は瞳子の言葉に驚いて振り返った。