６９． ページ19
『……その為に、影山さんについてもいいっていうのかい？』
鬼「影山が何をやったか覚えているだろ！
源田っ、俺達と一緒にこい！佐久間もっ！」
有人が佐久間に触れようとした瞬間、佐久間は有人の手を振り払っていた。
『佐久間君……源田君……』
佐「あの時、俺達が病院のベッドの上でどれほど悔しい思いをしたかお前達にはわからないさ」
源「動けないベッドの上で、俺達がどんな思いだったか」
佐「雷門イレブンに入り勝利を掴んだお前達には、絶対わからない」
源「お前達には勝利の喜びがあったろうが、俺達には敗北の屈辱しかなかったんだ！」
円「そんな言い方ないだろ！鬼道とAは、お前達の為にも世宇子を倒そうって！」
その瞬間、Aが円堂を制し二人の前に立った。
鬼「姉さん……？」
『……ごめんなさい、二人とも』
Aは佐久間と源田に向け深く頭を下げて謝罪した。
円「Aっ」
鬼「姉さんっ……」
不「ハハハハ！あの帝国の軍師様が人に頭下げてるよ！アハハハハハ！」
Aは不動の笑い声も無視しただ目の前の二人に謝罪の言葉を投げかけた。
『本当にごめんなさい……君達の気持ちも考えず、私の身勝手な行動で君達を知らぬ間に傷つけていた……
何度でも謝ります。だから、影山さんに従うのだけはやめてくださいっ……』
佐「遅いんだよ！！」
佐久間がそう言ってAに向けボールを蹴る。しかし当たっていたのは有人だった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 104人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ベルモット - 続き読みました。このまま進んでいきますと夢主も大人時代になりますよね。結婚相手とか誰になるのかなぁ？接触している、既に、（あっ）あの人かも。楽しみにしています。大人編を。 (2019年8月25日 4時) (
レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
こっちー(プロフ) - 毎日楽しく見てますこれからも頑張ってください！元々好きだった帝国イレブンがもっと好きになりましたありがとうございます！ (2019年8月23日 18時) (レス) id: 05cc57f5e0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年8月22日 17時
