６６． ページ16
愛媛に到着しキャラバンは近くのコンビニに停車する。
Aは出発するまで外に出て頭を整理していた。
『真・帝国学園、影山さんの脱走……そして行方不明の源田君と佐久間君……どう考えても繋がっているようにしか思えないんだけど……』
その時、円堂の声が誰かと話している声が聞こえたかと思えば、そこにはモヒカンの頭が特徴的な男の子がいた。
？「おっせぇ」
円「なんだよいきなり！」
夏「誰？」
？「愛媛まで時間が掛かりすぎじゃね？ってこと」
皆は騒ぎを聞きつけて外に出てきた。
瞳「君、真・帝国学園の生徒ね。そっちこそ遅いんじゃない？人を偽のメールで呼び出しといて今頃現われるの？」
円「監督、偽のメールって？」
瞳「そもそも、ここ愛媛まで私達を誘導した響木さんのメールが偽物だったの。もう確認済みよ。
すぐにわかるような嘘を、なぜついたの？」
不「俺不動明王っていうんだけどさ、俺の名前でメールしたらここまで来たのかよ。
響木の名前を語ったから色々調べて愛媛まで来る気になったんだろ？違うか？」
瞳「そうね。で？貴方の狙いはなに？」
不「なぁに、あんたらを真・帝国学園にご招待してやろうって思ってな」
その時、不動がAと有人を見た。
不「あんたら、鬼道Aと鬼道有人だろ。うちにはさ、あんたらにとってのスペシャルゲストがいるぜ」
鬼「スペシャルゲスト？」
不「あぁ。かつての帝国学園のお仲間だよ」
『(やっぱり……)』
鬼「ありえないっ……影山の汚さを身を以て知っている帝国学園イレブンがあいつに従うはずがない！」
円「そうだ！絶対ありえない！」
染「下手な嘘つくんじゃねぇ！」
不「はぁ？だったら俺の目がおかしいのかなぁ」
鬼「貴様っ、誰がいると言うんだ誰が！」
不「おいおい、教えちまったら面白くないだろ？ついてからのお楽しみさ」
『……無駄口はいい。さっさと案内しなよ』
不「おー怖い怖い。さすがは戦慄の女軍師様だな」
『っ……』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 104人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ベルモット - 続き読みました。このまま進んでいきますと夢主も大人時代になりますよね。結婚相手とか誰になるのかなぁ？接触している、既に、（あっ）あの人かも。楽しみにしています。大人編を。 (2019年8月25日 4時) (
レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
こっちー(プロフ) - 毎日楽しく見てますこれからも頑張ってください！元々好きだった帝国イレブンがもっと好きになりましたありがとうございます！ (2019年8月23日 18時) (レス) id: 05cc57f5e0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年8月22日 17時
