痛みを感じない少女～Another Story～ (ページ3)

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３．ページ3

円「俺達は……」

雷門「「日本一だー！！」」

FF優勝トロフィーを掲げ皆は喜びの声をあげる。

皆はトロフィーを持ってみたいのか奪い合いをしている。

『フフ、落とさないようにね皆』

円「豪炎寺！早く病院に行ってやれよ。夕香ちゃんに報告しなきゃ！」

豪「あぁ！」

円「ありがとな、豪炎寺」

円堂は豪炎寺に手を差し出し、二人は笑顔で握手を交わした。

豪「ありがとう、円堂」

豪炎寺はそのまま病院へと向かい、他の者達はバスで雷門中へ帰っていった。

風「そういえば一之瀬も土門も何で急に飛び出していったんだ？」

円「ほら、試合が終わってすぐに、木戸川の西垣から電話があったじゃないか」

秋「そうそう。それで二人とも、報告に行ってくるって言ってたわ」

風「なんだ、そういうことか」

染「そういやAはなんでバスに乗らなかったんだ？」

鬼「姉さんなら、アフロディ達と病院に行くと言っていたな。神のアクアに後遺症がないか調べときたいらしい」

染「後始末までちゃんとするところが、あいつらしいよな」

半「抜かりないよな」

その時だった。稲妻町が見えてきた瞬間、黒い何かが雷門中めがけて落下し、辺り一面を吹き飛ばしていった。

雷門中に戻ってきた一同は無残に破壊された学校を見て唖然としていた。

そして宇宙人と名乗る連中に、円堂達は為す術もなく完全に敗北したのだった＿＿＿＿＿＿＿